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換毛期の抜け毛対策

ワンちゃん・ネコちゃんの抜け毛対策

換毛期に気になるワンちゃん・ネコちゃんの抜け毛...
そもそも換毛期についてご存知でしょうか。

換毛期は3月頃から7月頃にかけてと、9月頃から11月頃にかけての年に2回あり、
春の換毛期は冬毛が抜け落ちて密度の少ない夏毛へ、秋の換毛期には夏毛が抜けてふわふわとした保湿性の高い冬毛へ生え変わります
このサイクルを繰り返すことで、温度や気候の変化に適応していくのです。

その為、ワンちゃんやネコちゃんにとって抜け毛は避けては通れない道なのですが、予めラバーブラシやディシェダーを使用してあげることで、部屋に散らばることは軽減できます。

ラバーブラシとは

ラバーブラシは毛の密度が高いショートコート(短毛種)にオススメです。
ラバーブラシは柔らかいゴムで毛を取りながらマッサージ効果も期待でき、血行が促進されるため肌の健康につながります。
ブラシ部分が短く作られている為、毛を取る目的としてはロングコート(長毛種)の子には比較的不向きですがスキンシップとしては十分効果的でしょう。

ディシェダーとは

ディシェダーは先端に短い刃がついているので、深く被毛の奥に届きごっそりとアンダーコートを描き出すことが出来ます。
刃がついているので、あまり使いすぎると必要以上に毛を取ってしまい、スカスカの毛になってしまうので適度に使用しましょう。
ロングコートのワンちゃん・ネコちゃんは仕上げにスリッカーブラシなどを使用してあげると抜け毛をしっかりと取り除けます。

スリッカーブラシは毛の中に残った抜け毛を取り除くことが出来るので、日常的に行うとより抜け毛の対策となります。

抜け毛が引き起こすトラブルについて

抜け毛を適切に処理してあげないと、毛玉の原因となります。
毛玉は汚れが内部に滞留し臭いの原因となり、さらにそれが皮膚トラブルにつながります。

また毛玉がひどい場合、多くのトリミングサロンではプラス料金がかかり、毛玉を除去する為に余分に毛を切る必要が出てくるのでせっかくの可愛いカットが台無しになる事も。

しかしながら毛玉除去を自力で行うのは中々難しく、除去しようと無理に毛を引っ張って痛い思いをさせてしまうと2度とブラッシングをさせてくれなくなります。

ネコちゃんの場合、自分で体をなめて綺麗にする”セルフグルーミング”をする際に毛を飲み込み、よく毛玉を吐く光景を見たことのある飼い主さんもいるのではないでしょうか。

換毛期の抜け毛のケアを正しく行わないと、飲み込んだ毛玉の排出がうまくいかず、胃や腸の中で大きな球状になる”毛球症”になる恐れが。
巨大化した毛玉は嘔吐や排せつでは排出が難しく、繰り返しの嘔吐や食欲不振、便秘やおなかが膨らむなどの症状がみられ、腸閉そくや窒息につながる為、場合によっては外科手術などが必要になる可能性もあります。

毛玉取りスプレーについて

除去の難しい毛玉ですが、軽微なものであれば、毛玉除去のスプレーで簡単にとることが出来ます。
水溶性のシリコンなどで、絡まる毛を滑らせするっとほどけます。

どうしても取れない毛玉がある場合は、行きつけのトリミングサロン様でご相談ください。

おうちで簡単に抜け毛対策をすることで、ペットも飼い主さんも快適に過ごすことが出来ます。
換毛期のブラッシングに加え、日々のブラッシングは不要な病気を防ぎ、スキンシップを図り絆を深める効果もあるので、是非やってみてください。