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食事・住まいのお悩み

あにまるケアハウス

当サイトのシニアサポートの情報は、「あにまるケアハウス」が監修しています。


~食事のお悩み~
老犬に優しい適切な食事方法を行いましょう。

老犬になると食べる量が減ったり、食べなくなったりするなど食事のお悩みが増えてきます。
食べる量が減ったり食べなくなったりすると、体調がすぐれない状態が続いたり栄養が足りない状態が続く可能性が高くなります。
健康状態をしっかり確認し、適切なごはんをあげましょう!
また、ごはんを食べる際の姿勢も重要になりますので、食べやすい姿勢を維持できるようにしましょう!

消化の良いごはん

老犬になると噛む力や消化する力が衰えてきます。
ドライフードはぬるま湯でふやかして与えたり、水分量の多いレトルトフードを併用するなどもおすすめです!

水分補給

老犬になると喉の渇きに鈍感になり、脱水状態になっても気付かず水を飲まない場合がありますので、積極的な水分補給が必要になります。
水分補給することは、ごはんを胃に流し込んだり、口腔内に残った食べ物のカスを綺麗にする役割も果たします。
水を飲むことを嫌がる場合は、ペット用のミルクやスープ等を与えてみることも大切です。

食べる姿勢



老犬になると首の筋力が衰えてくるので、下を向いたまま食べる事が難しくなっていきます。
下を向いたまま食べることで、首だけでなく足腰の関節にも負担をかけてしまいます。
また、飲み込む力も衰えてくるので、食べ物や飲み物を飲み込むことが難しくなっていきます。
飲み込む力が衰えてくると誤嚥を引き起こす可能性が高くなっていくので注意しましょう!
高さのある食器や食べやすい角度のある食器など食器を変えてみたり、食器台を活用しいつも使用している食器を乗せて食べやすい高さに調整してあげると、負担軽減につながります。




寝たきりのごはん



「食べる姿勢」でも触れたように、飲み込む力が衰えてくるので、横を向いたままの状態でごはんをあげてしまうと、食道に詰まらせてしまう可能性があります。
飼い主様の膝の上にのせてあげたりクッションなどで体を支えて上半身を起こした状態にしてごはんを食べさせてあげましょう。
寝たきりの子の食事には、持ち手付食器があると非常に便利です。
また、水や流動食を与える場合は、スプーンやシリンジ等を使用し、少しずつ口に入れ飲み込んだのを確認しながら与えていきましょう。






~住まいのお悩み~
安心・安全な老犬の生活環境を作ってあげましょう。

老犬との生活で基本となる床・スペース・寝床・家具の配置を見直す事は、飼い主様にとっても愛犬にとっても、お互いに優しい生活空間作りとなります。
老犬になると、様々な機能の低下がみられるようになるので、不意に床で滑ったり、段差に躓いたり、家具等に衝突したり等、思い掛けないケガに繋がる場合があります。

安心安全な老犬の生活空間

床の配慮


老犬は足腰が弱ってくるので、床への配慮も重要です。
小さな段差にも躓く可能性があるので、躓かないようお住まいの段差を極力なくしてあげましょう。
また、フローリングは滑りやすいので、毛足の短いカーペットやラグ、ペット用マット等を敷いてあげることも効果的です。
他にもペット用の滑り止めワックスを塗るのもおすすめです。
愛犬が安心して安全に歩ける空間を作ってあげましょう。




家具の配慮

老犬になると人間同様に目が見えにくくなっていきます。
愛犬は、家具等の障害物の配置場所や通路を記憶しており、目が見えにくくなってくると記憶を頼りに生活しようとすると言われています。
目が見えにくくなってくる前に、家具等の整理や配置変更を行い、衝突した際にケガを予防する生活空間つくりをしておきましょう!
家具等の障害物の配置変更が難しい場合は、家具の角をクッション材やタオル等で覆ったり、ペット用保護シートを使用し、ケガ等の予防をしましょう。
また、足腰が衰えることにより、進みたい方向へ歩いていくことができなくなることや、認知症の影響で狭い隙間や机の下等に入り込んで出られなくなることがあるので、クッション等を使用して隙間に入り込めないようにしたり、ペット用フェンスを使用して隙間に行けないような工夫をしましょう!

段差への配慮

今までは普通に昇り降りしていた階段も、足を踏み外して転げ落ちてしまう危ない場所になる可能性があります。
足腰が弱ってくる為、階段の昇り降りは老犬にとってかなりの負担になります。
どうしても昇り降りする必要がある場合は、階段に滑り止めマットを敷く等して転倒防止対策を行うようにしましょう。
足や腰を痛がったり、筋力の衰えがみられる場合は、フェンス等を配置し、階段へ入り込まないようにしましょう。
また、ペット用スロープやステップを使用する事で、ソファーやベッドにジャンプして飛び乗ったり、飛び降りたりするのを防止することができ、足や腰の負担軽減に繋がります。

居場所への配慮

老化が進むと温度や湿度などのちょっとした変化に敏感になります。
室内は、安心できる居場所であるという認識を持たせてあげましょう。
室内犬の場合は、家族と過ごす時間が多いリビング等に居場所を作ってあげるとよいでしょう。
老犬にとっては、寝ている時間が増えますが、出来るだけ家族と一緒にいられる空間作り、家族の気配が常に伝わる場所に居る事で安心して、幸せな時間を過ごす事が出来ます。

寝床の配慮

温度や湿度のちょっとした変化に敏感になり、体温調節機能も低下するので、夏の暑さや冬の寒さにも弱くなっていきます。
夏場は、寝床を涼しい環境にし、体温が上がらないようペット用のアルミボードやクールマットを使用してあげましょう。
冬場は、保温機能が優れている介護用マットを使用したり、ペット用のヒーターや湯たんぽ等を使用し、体温が下がらないようにしましょう。
また、室内でのエアコンの温度調節には十分に配慮し、冷暖房の風が直接当たらない場所に寝床を配置しましょう。
老犬になると睡眠時間も長くなりますので、床ずれ予防できる寝床にする事も重要です。
床ずれは、一度できてしまうと再発しやすくなり、完治するにも時間が掛かります。
床ずれになりやすい箇所との圧迫を極力削減してあげれる老犬用ベッドやマット、クッションを使用し、床ずれを予防しましょう。
ベッドやマットにペットシーツを敷いておくと排泄してしまった場合、お掃除するのも楽になります。


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